こんにちは。お元気ですか?
ウルトラセイブン!のセイブンです。
今日もメルマガをお届けします。
さて、今日はどんな記事かな?
なんて楽しみに思って下さったかな?
期待に添える事を祈っています。
でも期待を裏切っちゃったら?
その時はネ、紙切れに「つまんねエぞ、今回は!しっかりしろイ!」と書いて、それを折りたたんでハトの脚に結んで、僕の住んでる方に飛ばして下さい。
ただし、僕アメリカに住んでいるので、ハトも長距離飛行で大変だと思います。休みながらで、時間がかかるだろうから、それは覚悟した方がいいですよ。
なーんて、バカな事を言ってますけど...。
さて、今日のメルマガのテーマは「ウルトラセブン(TVシリーズ)」です。
ウルトラ「セブン」ですよ。「セイブン」じゃないんです。
ホラ、僕自身が「ウルトラセイブン!」なんていうペンネームにしちゃったから、紛らわしいんですヨ、これ。
セイブンさん、TVシリーズに出演してたの?マア、知らなかったワ...なんて思われかねない。
そうじゃなくて、僕のペンネーム「ウルトラセイブン!」の名前の由来である、TVシリーズの話です。
僕の年齢がひとケタだった頃に、TVで初回放送していましたね。
マア、それじゃア何百年も昔ね。
....やめなさいって(笑)。
僕自身は、ウルトラセブンをそんなにひいきにして観ていた記憶はないんですけど、それでも観てはいました。
そして大人になるに連れて、ウルトラセブンの事なんか、完全に忘れていきました。
それからずっと生きて来ている間、ずっと忘れてたんですけど、今から3年位前、僕がもう長い事住んでいるアメリカから、日本に夏休み帰国したんですね。
で、大阪に、かつてのバンド仲間で、高校の同級生がいましてね。
そいつと再会したんですよ。
東京で一緒に飲んで、その数日後には、大阪の自宅にお邪魔して。
コイツがネ、ウルトラセブンが、もうずっと大好きなんですヨ。
だってもう、はるか昔の高校時代からずっと、ウルトラセブンのファンなんですから。
あのぶんでは、幼少時から高校時代までも、マア間違いなく継続してファンだったんでしょうね。
で、コイツの視力はそんなに悪くはないと思うんですが、時々はメガネがあった方がいいみたいで、
ツルのないメガネをいつも首から下げている。手に持って、その時その時、目に当てて使うメガネ。
この、コイツのメガネのデザインが、「ウルトラセブン」の主人公・モロボシダンが変身する時に使う、「ウルトラアイ」なんですよ。
で、「オオ、相変わらずだナ...」と思いながら、そのメガネ自体には大した興味も持たず、日本での夏休みの数日を彼と過ごしました。
その後、アメリカに戻った時に、何故か「ウルトラセブン...観て見ようか...」という気持ちになった。
で、Youtubeでチェックしたら、シリーズ全話が、ほぼあった。
そのシリーズを、全部観ました。
これが、素晴らしいんですヨ。
音楽にたとえて言えば、ビートルズの歌のひとつひとつに斬新なアイデアが盛り込まれている様に、
「ウルトラセブン」シリーズというのは、一作一作に「これは...」とうならせるアイデアが盛り込まれている。
子供用のスーパーヒーロー物ではあっても、「どうせ、たかが子供の観るものだ。適当でいいじゃン」みたいな感じで、いかにも雑に、いい加減に作った「子供騙し」の作品がない。本当に、一作もない。
一作一作、心血を注いで、丹精込めて作っている。余りにもそのレベルが高いので、今はもうウン十歳にもなった大人の自分が改めて観ても、十分に観応えがある。
それが、「ウルトラセブン」シリーズなんです。
最終回なんて、余りにも感動的で、涙なしには観られませんでした。今その事をここに書こうとするだけで、涙腺が緩むのがわかります。
ウルトラセブンというのは、そもそも、M78星雲という、この宇宙の遠いどこかから地球にやって来た宇宙人(僕達、地球人からすれば)の名前なんですネ。
その宇宙人・ウルトラセブンが、事故で死んでしまったモロボシ・ダンという人間の身体を借りて、普段は地球人として生活しながら、地球を守る為に変身して戦う。
というのも、一作ごとに、地球を侵略しようとする他の宇宙人(達)がどこかの星からやって来て、攻撃を仕掛けるか、騒ぎを起こすか、悪さを働くかするんです。
それで、中身はウルトラセブンであるモロボシ・ダンは変身して、宇宙人の身体に戻って、他の星からの地球侵略者達と戦う....。そういうストーリーなんです。
そのウルトラセブンが、シリーズ第一作で登場して以来、侵略者達との戦いを繰り返す内に、だんだんと傷ついていきます。
シリーズの最後には、もうこれ以上、このまま戦い続けていたら命を失う...というところまで身体がボロボロになってしまいます。
そして、戦闘能力自体も、その影響でかなり低下してしまいます。
ウルトラセブンが身体を借りているモロボシ・ダン自体も、明らかに、健康を害した状態に。
このモロボシ・ダンという青年は、人間であるその仮の姿としては、宇宙人達の侵略から地球を守るチーム・地球防衛軍のメンバーです。
この地球防衛軍の他のメンバー達は、見た目にもわかるほどに健康を害したモロボシ・ダンに、精密検査を受けさせようとします。けれども彼は逃げて、行方をくらまします。
精密検査?そんなものを受けたら、僕が地球人ではない事がバレてしまうじゃないか!
行方不明になったダンを必死で探す、地球防衛軍の仲間達。その甲斐あって、チームのひとり、アンヌ隊員の前に、ダンはその傷ついた姿をついに現します。
そして、意を決して、自分の正体をアンヌ隊員に告白するのです。
アンヌ...アンヌ...僕はネ....僕は、人間じゃないんだ。M78星雲からやって来た宇宙人、ウルトラセブンなんだ!
エッ?
でも、すぐに気を取り直したアンヌ隊員は、「驚いたかい...」と訊くダンにこう返します。
ウウン...だって、宇宙人であっても人間であっても、ダンはダンでしょ?
そんなアンヌ隊員に、その正体をすでに明かしてしまった彼、モロボシ・ダンはこう告げます。
西の空に、明けの明星が輝く頃、ひとつの光が宇宙へ飛んでいく。 それが僕なんだよ、アンヌ。
(「ウルトラセブン」最終回・「史上最大の侵略」後編より)
そして、その傷ついた身体で、初めて人前でウルトラセブンに変身し、最後の戦いに向かいます。
僕、ここまで書いてもう、胸がいっぱいです。感動して、どうしようもなくあふれる涙を拭いながらこのメルマガを書いています。
ちなみに、「このセリフはおかしい。理に合っていない」という指摘もあります。
「明けの明星」っていうのは、金星でしょ。でも金星が輝くのは西の空じゃなくて、東の空でしょ...と。
これについての説明は「ひとつの光が飛んでいく」のが「西の空」なんだヨ...という事らしいです。
「西の空に、明けの明星」じゃなくてネ。
マア僕にとっては、そんなのはどうでもいい事なのですが。
それにしても、書いていて、又思わずストーリーにドップリと入ってしまいました。
僕はコレ、しょっちゅうなんですヨ。
僕のペンネーム「ウルトラセイブン」は、僕にして見ればとっさに思いついたものですが、今にして見ればそれも、すでにしっかりとした土台が自分の中にあったからこその思いつきだったと思います。
ア、でも僕ね、さっきから“ペンネーム”“ペンネーム”って言ってますけど、ご存じの通り、僕は自分の事を「セイブン」と呼んでいますので、「ウルトラセイブン」はペンネームとは違うかも知れません。
ペンネームというよりも、僕のネット上での活動(ブログ、メルマガ、X)すべてを統括する、イメージネームみたいなものじゃないかと思います。
そんな訳で、今日お届けしたメルマガは、僕のネット活動全体のイメージネーム「ウルトラセイブン!」の出どころである、TVシリーズ「ウルトラセブン」についての記事でした。
最後まで読んで下さって本当にありがとうございました。
じゃあ、又すぐに書きますね。
お元気でいて下さい。
それではさようなら!
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