東郷さん、お元気でいらっしゃいましたか?こんにちは。セイブンです! 東郷さんに、今日は、何の記事をお届けしましょうか。 メルマガ第一作は、テーマも決めずに書き始めたら、書いてい る内に話の流れでレゲエ音楽の事を書き始めて、それがそのままテ ーマになりました。 メルマガ第ニ作は、僕が大変に感銘を受け 、大きな影響を与えられた著者・講演者、Dr.ディマルティーニ の記事をお届けしました。 メルマガ第三作は、これも又、僕が 巨大な影響を受け続けている著者・講演者、Dr.ジョセフ・マー フィーの記事でした。 そして、前作、メルマガ第四作では、「 今回は、楽に、いくらでも書けるテーマでメルマガをお届けしよう !」という事で、子供の頃からずっと大好きなバンド、ビートルズ の記事をお届けしました。 で、今回が第五作目になる訳ですが 、今回のメルマガは、僕のアメリカ生活についての記事をお届けし ようと思います。 そうなんです。僕、ずっとアメリカに住んで いるんです。もう、ここ20年位、ずっと。 いつからなのかと いうと、2006年の10月から。つまり、今現在の妻と結婚して 以来です。 マア、「今現在の妻」とは言っても、それ以前に別 の妻がいた訳ではなくて、今現在の妻が、生涯でたったひとりの妻 なんですけど。 でもとにかく、今現在一緒に住んでいるその彼 女と、コロラドのデュランゴという田舎町の教会で結婚式を挙げま した。 そうなんです。お察しの通り、アメリカ生活のはじめに は、僕はコロラドに住んでいたんですね。 2年もしないで、カ リフォルニア州のサンディエゴに移りましたが。 今住んでいる のが、そのサンディエゴです。 「サンディエゴ」って言えば、 オオ、名前は聞いた事があるよナ....なんて、東郷さんも思う でしょ? 僕も、まだ日本に住んでいて、アメリカに住む事なん か夢にも思っていなかった頃はそんな感じでした。 コロラドは 、そりゃあ、いいところでしたよ。でもひと言で「コロラド」と言 っても、僕の場合は典型的なド田舎生活でして、住んでいる地域一 帯が全部、ロッキー山脈に360度囲まれている。だから、どちら を向いても山、山、山....という暮らしでした。 大地の恵 みがいっぱい。豊かな大自然に満ち満ちた、天国みたいな環境で日 々を送っていました。 そりゃア、素晴らしい!でも、一体どん なきっかけで、そんな暮らしをする事になったの? ウーン、な かなかいい質問だ(笑)。 事のはじめは、ただの観光旅行。 友人とふたりで、その地域に旅行して見た。単発の旅行...そ れだけの気持ちしかなくて、まさかそれがきっかけでアメリカに住 む事になるなんて夢にも思っていない。 旅行から帰って来たら 、又日本。 旅行中の楽しかったいろんな事が思い出の1ページに なって、それを時々思い出しながら、それまで通りに日本でずっと 生きていく。 観光旅行についての思いなんて、みんな、そんな ものでしょ? 例えばイタリアに、10日ほどの日程で観光旅行 に出かけるのに、「ひょっとしたら、ゆくゆくはマドリードに住む 事になるのでは....」なんて、誰も思わない。 僕もやっぱ り、そうだったんですよ。 でもその、ただの思い出として残っ て終わるはずだった10日間が、その後の僕の人生をすっかり変え てしまいました。 人生って、だから面白いですね。 その旅 行の事だけでも、十分にメルマガの一記事になるので、多分次のメ ルマガはそれになると思います。多分....ですけど(笑)。 その旅行で訪れた特定の地域の事が、僕の心深くに忘れがたい印 象を残しました(今は簡単に、これだけ書いときます)。 そし てその旅行後も、機会を見つけては同じ地域を訪れている内に出会 った、ひとりの女性がいました。 それが、この記事を書いてい るたった今も隣りにいる、彼女。そう、僕の妻です。 アメリカ は、デカい。日本の何十倍も、デカい。でも僕にとって、そのデカ いアメリカよりもはるかにデカい存在が、彼女です。 コロラ ドの田舎町・Mancosで知り合った彼女と、コロラドの田舎町 ・Durangoで結婚式を挙げて、コロラドの田舎町・Cort ezで1年半位暮らしました。 これらの3つの田舎町は、みな 同じ地域にあり、どの町にも、忘れられない思い出がたくさんあり ます。 ロッキー山脈にグルリと囲まれた、コロラドの田舎町で の生活を経て、僕と妻は、今度は海辺の街、カリフォルニア州のサ ンディエゴに移って暮らし始めました。 それまでよりも、はる かに都会の暮らしです。もう「町」ではなくて、「街」です。その サンディエゴで、新しい生活をスタートしました。2008年3月 の事でした。 そしてそれから17年経った今も、サンディエゴ で暮らしています。 先月、家を買って、引っ越しました。同じ サンディエゴでも、こうも違うのか!と思う位に、それまでのアパ ートでの生活とはまるで違う環境でひと月が経ちました。 新居 のある地域は、自然がいっぱい。朝、目が覚めて、家のドアを開け ると、鳥のさえずりの大合唱です。 山岳地帯ではないのですが 、多少の起伏があり、緑が多く、野生の木や植物がたくさん生い茂 っていて、様々な小動物も生息しています。 まだこの地域で出 くわした事はありませんが、ヘビもいるという話です。他の地域で は、何度も見ています。つかんだ事もあります。 コヨーテもい ます。こちらも、この地域ではまだ見た事はないのですが、以前に 他の地域で見た事があります。家にネコが2匹いるので、食べられ ない様に気をつけています。 17年前にサンディエゴに移って 来た時には、車に荷物を積めるだけ積んで、僕と妻と犬1匹でやっ て来ました。 今思い出すと、映画かテレビドラマの一場面みた いで、笑ってしまいますが、もちろん当時の僕達にとっては現実そ のものでした。 先行きについて何のあてもないまま、個人の家 の一室を借りてスタートしました。勤め先が決まっている訳でもな く、貯金がたっぷりとある訳でもない。頼る相手もいない。知人友 人、ひとりもいない。 ないない尽くしの中で、サンディエゴで の最初の仕事を何とか見つけ、僕は働き始めました。 そして年 月をかけて、仕事を少しずつグレードアップしながら、僕は妻とふ たりで暮らし、より満ち足りた生活を築いて来ました。 仕事が 少しグレードアップすると、それに連れて経済レベルも少しアップ 。その分、生活の質も少しだけ向上しました。 その繰り返しで 、今、ついに新居を購入するほどになったのですから、やり続ける ....という事には、本当に力があります。 今から思えば大 した額でもない家賃を払うのに、毎月、月末には大奮闘していた。 その頃の事は、今でも鮮やかによみがえります。 大変だった長 い年月。心悩ませた数々の事も、今になって振り返って見れば、懐 かしい思い出です。 何でも、どんな事でも、多くを体験する. ...というのは、とてもいい事です。 僕などは、生まれ育っ た日本ではなく、異国のアメリカに住んで、日本の他のみんなが体 験しない事をたくさん体験できるのですから、ある意味ではとても 幸運です。 もちろん、その分、日本にずっと住んでいれば当た り前に体験できるはずの生活は、もう長い間、全然、体験できてい ません。 ですから、ただ生活体験の種類が違うというだけで、 別に、何かを余分に得ている...という事でもないのでしょうが 。 でも、生まれて、ずっと生きて来ている中で、今自分のいる ところに、僕は満足しています。 けれども、これでおしまい、 もう落ち着いた...などという気持ちはかけらもない僕なので、 これからも、さらにもっと多くを体験して、まだまだ変わっていく つもりでいます。 今回は、僕が20年近くもずっと住んでいる 、アメリカでの生活についての記事をお届けしました。 今現在 に至るまでの事も含めて、読んで頂きました。東郷さんに、何か感 じて頂けたなら、うれしいです。 それじゃあ、又すぐに書きま すね。 毎日、どうぞお元気でお過ごし下さい。さようなら。
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