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こんにちは!セイブンです。 お元気でいらっしゃいますか?今日もメルマガをお届けします。 今日のメルマガのタイトル /記事は「The Four Agreementsと、その著者 ドン・ミゲル・ルイズの事」です。 The Four Ag reementsというのは、訳せば「4つの合意」という意味で す。 この人については、是非書きたいと前々から思っていまし た。 僕が個人的に大きな影響を受けた人です。 彼の著作を 僕が読み始めたのには、あるきっかけがありました。 僕はもう ずっとアメリカに住んでいるのですが、ある時仕事でクライエント のお宅を訪問していました。 その頃やっていたのは、介護の仕 事。 毎日、毎週、毎月、そのクライエントのお宅で過ごしてい ました。 必要に応じて、必要な事をやる。 当たり前です。 それが仕事ですから。 でもやる事がない時には、当てがわれた デスクに座っていました。 そのデスクの上に置いてあったのが 、このドン・ミゲル・ルイズの著書だったんですね。 それは彼 の代表的な著作「The Four Agreements」でし た。 このタイトルをその著作の内容とひとつにして、僕がギュ ッと要約。 そして紹介しますと、「この4つの事を心の習慣に しなさい。そうすれば、人生が内から外からガラリと変わりますよ 」という事でした。 まだ日本にいる時に、この著者の事を一応 は知っていました。 この代表作ではない別の著作を、日本の図 書館で借りて少し読みましたから。日本語訳で。 でもそれほど には感じるところもないままで終わっていたんです。 そんな僕 でしたが、ドン・ミゲル・ルイズのこの代表作「The Four Agreements」を読むのは初めてでした。 日本語に 翻訳されたものを、日本で読んだ事もありません。 今に至るま で、僕が知っているのはこの英語版だけです。 この著作は19 97年に、アメリカで英語の図書として初出版されました。 た だしこの著者はメキシコの人なので、のちに出版されたスペイン語 版の方が、実は原著です。 母国語のスペイン語でこそ、著者と しては言語的に本領が発揮できた事は間違いありません。 ただ 残念ながら僕自身のスペイン語がまだ十分ではないので、今のとこ ろは原著で読む事はできないのですが。 仮にもスペイン語を学 んでいる僕ですので、いずれはぜひスペイン語の原著で読みたい. ...と思っています。 話が逸れました。軌道修正して、ズバ リこの著書の内容に入っていきたいと思います。 肝心なのはも ちろん、それですから。 先ほど書いた「4つの事を心の習慣に すれば、人生が内も外もガラリと好転する」という事ですが、僕は その内のふたつから特に大きな影響を受けました。 そのひとつ は「何事も私情で取るな」という教えです。 英語では「Don ’t take anything personally」と言 います。 どんな事も、私情で取るな。 その理由のひとつが 、これです。 あなたをあなた自身として知っている人なんか、 誰もいないから。 マア、あの人ったら私にこんな事して!あん な事を言って。私の事を何だと思っているのヨ! なーんて言葉 、よく聞きますよね。 時代劇であれば、こんな感じです。 おのれ、この狼藉者(ろうぜきもの)!拙者を----と知っての 狼藉か!目に物見せてくれるわ! 僕自身もずっと、そうでした 。 人の自分に対する言葉や振る舞いに、いちいち一喜一憂して いたんです。 「あんないい事を言われた!」と大喜びして。で もその逆に「こんなひどい事をされた!」と怒り悲しみ、落ち込ん でもいました。 でもこの著書「The Four Agree ments」を通して、ドン・ミゲル・ルイズが教えてくれた。 それはカン違いなんだよ....と。 だってね。例えば誰か があなたの事をバカだと思ったとしますよ。 それでその人が「 誰々(あなたの事)はバカだ」というその思いを、言葉や振る舞い に現した...とします。 でもその人があなたの事をどう思お うと、あなたには関係ないんですよ。 だってそれ、実際にはあ なたの事じゃなくて、その人の事だから。 ちょっとややこしく て、よくわからない?そうでしょうね。僕自身も「?」という感じ でしたからね。 わかれば簡単な事なんですけど。 つまり、 こういう事なんですよ。 「その人があなたの事をどんなにひど く悪く最低に思おうとも、あなた自身がそれに賛成しなければいい 」。それだけの事でしょ? その人が相手にしているのは、その 人の心の中にいるあなたです。 そしてその人の心の中にいるあ なたは、バカで最低で最悪の人間かも知れない。 でもそれはた だのイメージです。 それは現実のあなた、本物のあなたじゃな い。そうでしょ? あなたがその事を事実としてはっきりとわか り、見えてさえいれば.... その誰かが心の中であなたの事 をどう思おうと、あなたには関係ない。それはその人自身の問題で す。 その人が心の中でつくった、あなたについての非現実的な イメージ。 その単なるあなたのイメージを、その人が現実のあ なたに重ねて振る舞った...としてもですよ。 「そのイメー ジは現実の私ではない」と理解して、平然としていればいいだけの 事なんです。 そうは言っても、なかなかそんな風に簡単には行 かないヨ....。 イヤ、全くその通り。おっしゃる通りです 。そう簡単には行かない。 だって僕達、人のどんな言葉も振る 舞いも全部、個人的に私情で取るクセがついてますからね。 そ ういう心の習慣が完全に身についてて、それで長年生きて来ている 。 僕自身も、かなり練習しました。 心の悪習慣を、矯正し た訳ですね。 誰かの心の中にある、僕についてのネガティヴな イメージ。 そのイメージを現実の僕に重ねた誰かが、現実の僕 に対してネガティヴな言葉を投げかけて来る。 あるいはネガテ ィヴな振る舞いをする。 僕についてのそのネガティヴなイメー ジを、現実の僕そのものなのだ...と思い込んでね。 そんな 時、何だこのヤロー!と私情で取りそうになる自分に「ちょっと待 った!」をかける。 そして心の中で、「何事も私情で取らない !何事も私情で取らない!」と繰り返しました。 マア実際には 英語で「Don't take anything perso nally!Don't こtake anything per sonally!」とね。著者の言葉そのまんまで。 僕の車の 中には、「DTAP」と書いた紙切れ。それが、パッと見えるとこ ろにあった。意図的にね。 DTAP。つまり「Don't t ake anything personally」の頭文字4 つを取って「DTAP」ですね。 そうやって心の中で、何事も 私情で取らない練習を繰り返しました。 時間がある時には、著 書の該当ページを音読・録音。その録音した(私製)オーディオブ ックを聴いて、さらにその内容に耳を傾けて。 そうやって、心 の訓練をしました。 そのおかげで、自分で意識してわかる以上 に、それがはるかに役に立っている....。そう思います。 人の言葉や振る舞いにいちいち一喜一憂して、僕達はどんなに時間 と意識を無駄にしているかわかりませんからね。 ドン・ミゲル ・ルイズの教える4つの事。その内のひとつ「何事も私情で取るな 」についての記事は、以上で終わります。 ところで僕はこのメ ルマガの前の方で、この様に書きました。 「何事も私情で取る な」についての記事を始める直前に書きました。 「4つの事を 心の習慣にすれば、人生が内も外もガラリと好転する...という 事ですが、僕はその内のふたつから特に大きな影響を受けました」 と。 影響を受けたそのふたつの内の残ったひとつについて、こ こでお話したいと思います。 著者の言葉そのままで言うと、そ れは「Don't make assumptions」という教 えです。 訳せば「憶測するな」という事。 何だ、そんな事 ...と思ってました。はじめはね。 「それが、何だってんだ ?」と。 ところが徐々に徐々に、ジワジワと、その重みがわか って来た。 それはそれは、もうズッシリと。 これは逆に考 えて見れば、わかりやすいかも知れません。 僕達の心の中にあ る情報。その内のどれほど多くが、ただの憶測・推測・想像に過ぎ ない事か。 聞いただけ。読んだだけ。思っただけ。それが何故 か「事実そのもの」という事になってしまう。 著者ドン・ミゲ ル・ルイズの書いた「推測するな」の章。その説明の言葉は短くて 、読んでいてもアッと言う間に終わります。 でもそのメッセー ジは深くて、ものすごい。 わかるとゾッとする位、すごい。 これ簡単ですから、試しに是非やって見る事をお勧めします。 本当に簡単です。やる事はね。 世の中にあふれている情報の 内、確認レベルで事実である事を見る。たったこれだけです。 やって見るとすぐにわかります。 確認レベルで信頼できる情報 って、実はほとんどないんですね。 自分自身がれっきとした事 実だとみなしている情報だけを見ても、よく考えて見れば何の根拠 もなくて疑わしいものがたくさん。 「何事も私情で取るな」と 並んで、これはものすごく役に立つ教えです。 ここでちょっと 、著者のご紹介。 「The Four Agreements 」の著者ドン・ミゲル・ルイズは、メキシコ原住民・ヤキ族の血統 です。 その家系は代々が、一族の指導者である「メディシン・ マン」です。 この「メディシン・マン」というのは、「賢者」 とでも訳せばいいかと思います。 その末裔であるドン・ミゲル は、家系に流れ受け継がれて来た教えよりも近代教育を選びました 。 やがて外科医として開業。 けれどもある出来事がきっか けで、精神的な探求に入っていきます。 余り重視していなかっ た、家系に流れ受け継がれる伝統的な教え。その教えにも改めて心 を開きます。 その教えを、現代人にもわかる様な言葉に直した 上でアレンジ。 論理づけ肉づけして体系化して、一冊の本にま とめました。 それが、この著書。「The Four Ag reements」です。 僕はこの人、一個人としても好きで す。しゃべっているヴィデオなんか、たくさん観ています。 ご く普通の、何でもない感じの人。メキシコに近いサンディエゴで暮 らしている僕の周りにも、いくらでも見つけられそうな人です。 その何でもなさそうな彼が、口を開く。執筆する。その出て来る 言葉が..... 誰にも真似できない、彼ならではのシャープ な切り口と深い洞察。 そこがこの人のすごさなんです。 ド ン・ミゲル・ルイズの「The Four Agreement s」。良かったら是非、読んで見て下さいね。 (ただし、日本 語版の翻訳の出来がちょっと気になります。これがいいかどうかは 、僕自身が日本語版を全然読んでいないのでわかりません) と いう訳で、今日のメルマガの記事は「The Four Agre ements - その著者ドン・ミゲル・ルイズ」というタイト ルでお届けしました。 今日も最後まで読んで下さって、本当に ありがとうございました。 それじゃあ、又すぐに書きますね。 どうぞお元気でお過ごし下さい。 さようなら。セイブンで した。
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