こんにちは!元気ですか?
セイブンです!
ウルトラセイブン!のセイブンです。
今日もメルマガをお届けします。
今日のメルマガのタイトルは、「ミュージシャンは僕の心の友」です。
たった今、気がついたんだけど。
僕はやっぱり、変な人だなって。
というのもネ、ミュージシャン達を異常に身近に感じるんですよ。
つい数分前に、Xのポストをいくつか書いて、投稿予約しました。
で、Xの画面上でたまたま目にしたのが、「レイラ」さんという人のポスト。
ちょっと読んで、アア、素敵な生き方してるナ...って感じたので、さっそくフォローしました。
で、その方自身の事とは別に、「レイラ」という、そのネーミング。
僕にとっては、「レイラ」と言えばエリック・クラプトン。
だって彼の代名詞みたいな曲の名が「レイラ(Layla)」ですからネ。
歌もいいんですけど、その歌以上にもっと素晴らしいギター演奏。
「ギターが歌っている」とでも言いたい様な、歌う感じのギター。
何それ?どんな曲なの?そう思う方は、ぜひ聴いて見て下さいネ。
そのエリック・クラプトンなんですが、こうして彼の事を思い、彼の事を書いていると、まるで友達か何かの様に感じるんですネ。
エリックだけじゃない。ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、ビートルズの4人、ルー・リード、ボブ・マーリー、ジョン・ライドン、クラウス・シュルツェ、エディ・ヴェダー、ポール・ウェラー...自分が好きなミュージシャンはみな、友達みたいに感じます。
でも実際問題として、僕、このうちの誰ひとりとして、会ってあいさつした事さえもないんですよ。
なのに、ごく身近な友達みたいに感じている。それって、奇妙だナ...って。そう感じたんですね。
特に音楽のファンでもない人からすれば、やっぱり異常ですよネ。
想像の世界に住んでいる...とでも。
僕はここ20年位ずっとアメリカ生活なのですが、以前まだ日本で暮らしていた頃、このエリック・クラプトンの事を全然知らない人が、「プランクトン?」とか言っていた(笑)のを覚えています。
テレビでネ。逸見政孝さんというアナウンサーがネ。そう言ってた。
でも、一般的には「何その名前?プランクトン?」という感覚の方が普通なんだと思いますヨ。
エリック・クラプトンは、彼自身の歌とギター・作詞作曲で大成功しているだけではなくて、ビートルズのレコードでもギターを弾いています。
そのビートルズのメンバー、故ジョージ・ハリスンとは個人的にも友達同士でした。
ミュージシャンというのはネ、乱暴に言ってしまえば、やっている事それ自体は僕と変わらないんです。
音楽を演っている訳ですから。
歌う。ギターを弾く。ピアノを弾く。ベース・ギターを弾く。ハーモニカを吹く。作詞作曲をする。
僕、これ全部やって来ています。
もちろん大成功したミュージシャンと僕では、社会の中での扱われ様が全然違う。当たり前です。
さっき僕が名前を上げたミュージシャン達はみな、世界的にも社会的にも大スター。有名人です。
でも、例えば「ギターを弾いて歌う」という事自体では僕と同じ。
だから、身近な友達みたいに感じるんだろうナ...とも思います。
大スター達に対してさえそうなんですから、アマチュアのミュージシャン達を身近に感じるのは、僕にとってはもう、当然の当然。
それは日本であっても、アメリカであっても完璧に同じ感覚です。
歌い、演奏している、その人の国籍も人種も性別も社会的地位も職業も言語も一切、お構いなし。
例えば、僕がカリフォルニア州のサンディエゴに住んでいて、海に近い地域に行くと、路上ライブを演っている人がいくらでもいます。
そうすると、僕みたいな「変な人」にとっては、「オオ、仲間がたくさんいるゼ!」という様に感じられる訳です。
路上で歌い、演奏している。たまたま出くわしたそんな誰かと、僕は言葉を交わすかも知れない。それどころか、飛び入りして僕も歌い、演奏するかも知れない。
(ちなみに僕、ハーモニカがいつもポケットの中ですからネ。)
でもそういう事があってもなくても、彼らへの親近感は変わらない。
知る人は誰もいない異国で、ただひとり...そんな状態・状況であっても、特に寂しくも感じずにやっていられる秘密のひとつは、それじゃないかと思います。
僕も含めて、日本人だったら、他にも日本人がいて安心する。
ちょうどそんな感じで、他にもミュージシャンがいる事を感じると、僕は安心できるんです。
これは/これも才能でしょうか?
意図的に、才能だ...という事にします。
最近、人と違うところは全部、才能だ...と見做す事にしていますのでネ。
才能なのだ...と決めて置けば、それがどういう才能なのかがのちにわかる可能性がある。
別に才能じゃなかった...とのちにわかったとしても「それは残念でした」というだけで済んじゃうから、何も困る事もないしネ。
さて。話題は音楽に戻りますが...。
音楽の魅力っていうのは、その「音楽」という言葉の通り。文字の通り。ごく単純な事でして、「音」が「楽」しいんですよネ。
歌う。楽しい。演奏。楽しい。
ひとりで歌う。楽しい。人と歌う。楽しい。
ひとりで演奏。楽しい。人と演奏。楽しい。
音っていうのは、こんなにも楽しいものなのか...っていう驚き。
それがいつも新鮮なんです、音楽って。
歌う。演奏する。音を出す。そのたびに、その時・その瞬間ならではの喜び、真新しい喜びがある。
自分が身体で知っているその事実を、今までは別に考えた事もなかった。
何だか不思議な気もしますけどね。
僕にとっては余りにも自然で当然、当たり前の事だったから。
アメリカに住んでいる理由も、やっぱりその音楽なのかも知れないです。
もうおわかりかと思いますが、僕は昔から洋楽志向ですからネ。
ただ、洋楽志向→アメリカというのは、以前の僕にはなかった。
以前の僕は(ほぼ)徹底して、洋楽志向→イギリスでしたから。
洋楽は洋楽でも、アメリカの洋楽はそんなに好きじゃなかった。
それほどには好きではないアメリカの洋楽で、例外的に好きだったのは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドというバンドです。
このグループだけは、本当に好きでした。今でも大好きです。
グループの中心人物は、歌とギターとピアノ、作詞作曲のルー・リード。
このヴェルヴェット・アンダーグラウンド、アメリカのグループではあっても、ジョン・ケールというイギリス人のメンバーもいたんですネ。
この人は現代音楽(クラシックの新しい実験的な分野)を勉強する為にアメリカに来て、のちにグループに加入した人でした。
面白いのはネ、この人の名前がジョン・ケール。そしてこの人が教わった大先生の名前が、ジョン・ケージ。英語でも日本語表記でも、一字違うだけなんですネ。
バンドでのこの人の担当は、何とヴィオラ(ヴァイオリンの一種)!
他にベース・ギターとキーボードを弾き、バック・ヴォーカルも。
ちょっと変わってるでしょ?ロック・バンドなのに、ヴィオラを弾くメンバーがいるんですよ。
他にも変わっているのは、ドラムス。ごく普通のロック・バンドのドラムスと違って、このバンドのドラムスプレイヤーはベース・ドラム(通称バスドラ。足で演奏する大太鼓)を使わないんですね。
この調子なら、このバンドの事は単独で僕のメルマガ記事になりそうですネ。のちにそうしましょう。
でマア、そんなこんなで、ただの普通のバンドでは全くない。ユニークもユニーク、超ユニークで個性的なバンドでした。
ロックはロックでも、すごく、アーティスティックで。
このヴェルヴェット・アンダーグラウンドのレコードを聴いていると、僕はホッと安らぎ、心が開かれ気持ちが解放されて、安心しました。
僕自身の居場所があったんですね、このグループの音楽世界には。
デビューしてから、のちに解散。その活動中には、全く売れなかったバンドでもありました。
けれどもデビューアルバム「The Velvet Underground And Nico」をはじめとして、2枚目のアルバム「White Light / White Heat」、そして3枚目のアルバム「Velvet Underground」のどれもが、僕にとっては宝物のたくさん詰まった箱みたいなものです。
その3枚以外にも、解散後ずっとしてからリリースされた「VU」と「Another VU」もそれぞれ、本当に素晴らしいアルバムです。
この2枚のアルバムは、バンドがスタジオで歌い演奏して録音したけれども、結局は発表しなかった曲ばかりが入ってるんですね。
ちっとも売れなかったバンドが解散したはるか後に、何故そんなアルバムが2枚もリリースされたかというと、このバンド、解散したずっと後に、その音楽がものすごく評価される様になったんです。
バンドの中心人物だったルー・リードは、バンド解散後、ソロで活動を開始。のちにはその音楽が世に認められて成功しました。
数年前、死んでしまいましたが。
悲しくて、悲しくて、悲しくて、僕はどんなに泣いたかわかりません。
僕にとっては、特別な人でした。
ルー・リードというのは、実はとっても変な人でもありました。
僕みたいに...か。僕以上に...か。
それも大いに手伝って、僕はこの人の事をずっと、大事な友達か何かみたいに思っていました。今も思っています。
やっぱり、僕の気持ちとしては、ミュージシャンというのは僕の友達。
言わば、心の友...みたいなものです。
ある意味では、友達以上の友達ですネ。特に、ルー・リードみたいな人は。
歌・音楽を通して、僕のハートの奥深くにまで入って来るから...。
それでは、おあとがよろしい様で...今回はこの辺にしましょうか。
今日のメルマガは「ミュージシャンは僕の心の友」と題して、ミュージシャンは僕にとっては心の友達なんだヨ...という記事をお届けしました。
同なじですネ....ハハハハハ。
最後まで読んで下さって、心からありがとうございました。
それでは、又すぐに書きますね。
どうぞ、体に気をつけて。お元気でいて下さい。
疲れた時には十分休んで下さい。
僕もそうする事にしますから。
(10分...じゃないですヨ。じゅうぶん。なーんて又、余計な事を...。)
ハイ、それじゃア....ウルトラセイブン!のセイブンでした。
ではさようなら。
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