ミュージシャンは僕の心の友

目安時間 12分
こんにちは!元気ですか?

セイブンです!

ウルトラセイブン!のセイブンです。

今日もメルマガをお届けします。

今日のメルマガのタイトルは、「ミュージシャンは僕の心の友」です。

たった今、気がついたんだけど。

僕はやっぱり、変な人だなって。

というのもネ、ミュージシャン達を異常に身近に感じるんですよ。

つい数分前に、Xのポストをいくつか書いて、投稿予約しました。

で、Xの画面上でたまたま目にしたのが、「レイラ」さんという人のポスト。

ちょっと読んで、アア、素敵な生き方してるナ...って感じたので、さっそくフォローしました。

で、その方自身の事とは別に、「レイラ」という、そのネーミング。

僕にとっては、「レイラ」と言えばエリック・クラプトン。

だって彼の代名詞みたいな曲の名が「レイラ(Layla)」ですからネ。

歌もいいんですけど、その歌以上にもっと素晴らしいギター演奏。

「ギターが歌っている」とでも言いたい様な、歌う感じのギター。

何それ?どんな曲なの?そう思う方は、ぜひ聴いて見て下さいネ。

そのエリック・クラプトンなんですが、こうして彼の事を思い、彼の事を書いていると、まるで友達か何かの様に感じるんですネ。

エリックだけじゃない。ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、ビートルズの4人、ルー・リード、ボブ・マーリー、ジョン・ライドン、クラウス・シュルツェ、エディ・ヴェダー、ポール・ウェラー...自分が好きなミュージシャンはみな、友達みたいに感じます。

でも実際問題として、僕、このうちの誰ひとりとして、会ってあいさつした事さえもないんですよ。

なのに、ごく身近な友達みたいに感じている。それって、奇妙だナ...って。そう感じたんですね。

特に音楽のファンでもない人からすれば、やっぱり異常ですよネ。

想像の世界に住んでいる...とでも。

僕はここ20年位ずっとアメリカ生活なのですが、以前まだ日本で暮らしていた頃、このエリック・クラプトンの事を全然知らない人が、「プランクトン?」とか言っていた(笑)のを覚えています。

テレビでネ。逸見政孝さんというアナウンサーがネ。そう言ってた。

でも、一般的には「何その名前?プランクトン?」という感覚の方が普通なんだと思いますヨ。

エリック・クラプトンは、彼自身の歌とギター・作詞作曲で大成功しているだけではなくて、ビートルズのレコードでもギターを弾いています。

そのビートルズのメンバー、故ジョージ・ハリスンとは個人的にも友達同士でした。

ミュージシャンというのはネ、乱暴に言ってしまえば、やっている事それ自体は僕と変わらないんです。

音楽を演っている訳ですから。

歌う。ギターを弾く。ピアノを弾く。ベース・ギターを弾く。ハーモニカを吹く。作詞作曲をする。

僕、これ全部やって来ています。

もちろん大成功したミュージシャンと僕では、社会の中での扱われ様が全然違う。当たり前です。

さっき僕が名前を上げたミュージシャン達はみな、世界的にも社会的にも大スター。有名人です。

でも、例えば「ギターを弾いて歌う」という事自体では僕と同じ。

だから、身近な友達みたいに感じるんだろうナ...とも思います。

大スター達に対してさえそうなんですから、アマチュアのミュージシャン達を身近に感じるのは、僕にとってはもう、当然の当然。

それは日本であっても、アメリカであっても完璧に同じ感覚です。

歌い、演奏している、その人の国籍も人種も性別も社会的地位も職業も言語も一切、お構いなし。

例えば、僕がカリフォルニア州のサンディエゴに住んでいて、海に近い地域に行くと、路上ライブを演っている人がいくらでもいます。

そうすると、僕みたいな「変な人」にとっては、「オオ、仲間がたくさんいるゼ!」という様に感じられる訳です。

路上で歌い、演奏している。たまたま出くわしたそんな誰かと、僕は言葉を交わすかも知れない。それどころか、飛び入りして僕も歌い、演奏するかも知れない。

(ちなみに僕、ハーモニカがいつもポケットの中ですからネ。)

でもそういう事があってもなくても、彼らへの親近感は変わらない。

知る人は誰もいない異国で、ただひとり...そんな状態・状況であっても、特に寂しくも感じずにやっていられる秘密のひとつは、それじゃないかと思います。

僕も含めて、日本人だったら、他にも日本人がいて安心する。

ちょうどそんな感じで、他にもミュージシャンがいる事を感じると、僕は安心できるんです。

これは/これも才能でしょうか?

意図的に、才能だ...という事にします。

最近、人と違うところは全部、才能だ...と見做す事にしていますのでネ。

才能なのだ...と決めて置けば、それがどういう才能なのかがのちにわかる可能性がある。

別に才能じゃなかった...とのちにわかったとしても「それは残念でした」というだけで済んじゃうから、何も困る事もないしネ。

さて。話題は音楽に戻りますが...。

音楽の魅力っていうのは、その「音楽」という言葉の通り。文字の通り。ごく単純な事でして、「音」が「楽」しいんですよネ。

歌う。楽しい。演奏。楽しい。

ひとりで歌う。楽しい。人と歌う。楽しい。

ひとりで演奏。楽しい。人と演奏。楽しい。

音っていうのは、こんなにも楽しいものなのか...っていう驚き。

それがいつも新鮮なんです、音楽って。

歌う。演奏する。音を出す。そのたびに、その時・その瞬間ならではの喜び、真新しい喜びがある。

自分が身体で知っているその事実を、今までは別に考えた事もなかった。

何だか不思議な気もしますけどね。

僕にとっては余りにも自然で当然、当たり前の事だったから。

アメリカに住んでいる理由も、やっぱりその音楽なのかも知れないです。

もうおわかりかと思いますが、僕は昔から洋楽志向ですからネ。

ただ、洋楽志向→アメリカというのは、以前の僕にはなかった。

以前の僕は(ほぼ)徹底して、洋楽志向→イギリスでしたから。

洋楽は洋楽でも、アメリカの洋楽はそんなに好きじゃなかった。

それほどには好きではないアメリカの洋楽で、例外的に好きだったのは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドというバンドです。

このグループだけは、本当に好きでした。今でも大好きです。

グループの中心人物は、歌とギターとピアノ、作詞作曲のルー・リード。

このヴェルヴェット・アンダーグラウンド、アメリカのグループではあっても、ジョン・ケールというイギリス人のメンバーもいたんですネ。

この人は現代音楽(クラシックの新しい実験的な分野)を勉強する為にアメリカに来て、のちにグループに加入した人でした。

面白いのはネ、この人の名前がジョン・ケール。そしてこの人が教わった大先生の名前が、ジョン・ケージ。英語でも日本語表記でも、一字違うだけなんですネ。

バンドでのこの人の担当は、何とヴィオラ(ヴァイオリンの一種)!

他にベース・ギターとキーボードを弾き、バック・ヴォーカルも。

ちょっと変わってるでしょ?ロック・バンドなのに、ヴィオラを弾くメンバーがいるんですよ。

他にも変わっているのは、ドラムス。ごく普通のロック・バンドのドラムスと違って、このバンドのドラムスプレイヤーはベース・ドラム(通称バスドラ。足で演奏する大太鼓)を使わないんですね。

この調子なら、このバンドの事は単独で僕のメルマガ記事になりそうですネ。のちにそうしましょう。

でマア、そんなこんなで、ただの普通のバンドでは全くない。ユニークもユニーク、超ユニークで個性的なバンドでした。

ロックはロックでも、すごく、アーティスティックで。

このヴェルヴェット・アンダーグラウンドのレコードを聴いていると、僕はホッと安らぎ、心が開かれ気持ちが解放されて、安心しました。

僕自身の居場所があったんですね、このグループの音楽世界には。

デビューしてから、のちに解散。その活動中には、全く売れなかったバンドでもありました。

けれどもデビューアルバム「The Velvet Underground And Nico」をはじめとして、2枚目のアルバム「White Light / White Heat」、そして3枚目のアルバム「Velvet Underground」のどれもが、僕にとっては宝物のたくさん詰まった箱みたいなものです。

その3枚以外にも、解散後ずっとしてからリリースされた「VU」と「Another VU」もそれぞれ、本当に素晴らしいアルバムです。

この2枚のアルバムは、バンドがスタジオで歌い演奏して録音したけれども、結局は発表しなかった曲ばかりが入ってるんですね。

ちっとも売れなかったバンドが解散したはるか後に、何故そんなアルバムが2枚もリリースされたかというと、このバンド、解散したずっと後に、その音楽がものすごく評価される様になったんです。

バンドの中心人物だったルー・リードは、バンド解散後、ソロで活動を開始。のちにはその音楽が世に認められて成功しました。

数年前、死んでしまいましたが。

悲しくて、悲しくて、悲しくて、僕はどんなに泣いたかわかりません。

僕にとっては、特別な人でした。

ルー・リードというのは、実はとっても変な人でもありました。

僕みたいに...か。僕以上に...か。

それも大いに手伝って、僕はこの人の事をずっと、大事な友達か何かみたいに思っていました。今も思っています。

やっぱり、僕の気持ちとしては、ミュージシャンというのは僕の友達。

言わば、心の友...みたいなものです。

ある意味では、友達以上の友達ですネ。特に、ルー・リードみたいな人は。

歌・音楽を通して、僕のハートの奥深くにまで入って来るから...。

それでは、おあとがよろしい様で...今回はこの辺にしましょうか。

今日のメルマガは「ミュージシャンは僕の心の友」と題して、ミュージシャンは僕にとっては心の友達なんだヨ...という記事をお届けしました。

同なじですネ....ハハハハハ。

最後まで読んで下さって、心からありがとうございました。

それでは、又すぐに書きますね。

どうぞ、体に気をつけて。お元気でいて下さい。

疲れた時には十分休んで下さい。

僕もそうする事にしますから。

(10分...じゃないですヨ。じゅうぶん。なーんて又、余計な事を...。)

ハイ、それじゃア....ウルトラセイブン!のセイブンでした。

ではさようなら。

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