妻の事.

目安時間 9分
こんにちは!お元気でしたか?

ウルトラセイブン!のセイブンです。

今回のメルマガのテーマは、僕の人生に最も大きな影響を与え続けている人。僕の妻についてです。

彼女は、不思議な人です。

僕の表現で言えば、独自の心の世界に住んでいる人です。

フワッとしていて、現実感がない。

別の表現で言えば、少女マンガからポンと飛び出て来た様な人です。

世の中的にギラギラしている人ではない。その正反対で、余りにもおっとりしているので、この世界では何かと生きづらい人です。

僕にとっては、ワン・アンド・オンリー(One and only)。たったひとりの人。

そして、ワン・イン・ア・ミリオン(One in a million)。1万人にひとり....という意味ですが、僕にとっては、1万人にひとりもいない人。

余りにもユニークな人なので、宇宙にただひとり、歴史にただひとりの人だと感じています。

彼女と出会ったのは、コロラド州の(ど)田舎、Mancosという小さな小さな町でした。

僕は当時、この町に住んでいました。身分としては旅行者だったのですが、住んでいた...という表現の方が合っていると思います。

この町と、その周辺地域を生活範囲として、地域の人々と交流しながら普通に暮らしていましたから。

身分が旅行者なので、労働資格はありませんでした。でも十分な蓄えがあったので、生活費の心配もなく、毎日を自由に過ごしていました。

そんなのんびりした、田舎町での気楽な生活の中で、僕は方々に出かけて行っては歌い、演奏していたんですね。

ギターとハーモニカは、持参。

会場にピアノかオルガンがあれば、それも使っていました。

その頃の僕は、あらゆるところで歌い、演奏していました。

教会でも、老人ホームでも。学校でも、何かのフェスティバルでも。あるいはその辺の道端でも、公園でも。本当に、どこでも。

のちに僕の妻になる彼女に出会った時も、僕は歌っていました。

ルートという名の、老人ホームの職員が、僕の友達でした。その彼の招待で、僕はその老人ホームで歌っていたんです。

その友人と共に、彼女も又、その老人ホームの職員でした。

僕が歌っている、その会場。

彼女が、その施設のご老人につきそいながら、そこに入って来たのを覚えています。

だから、彼女が初めて聴いた僕の声は、歌声だった...という事になります。

僕の音楽の時間が終わってから、彼女と言葉を交わしました。

電話番号を教えてもらい、その日には軽い知り合いになりました。

後日、彼女に電話をして、彼女の家に遊びに行きました。

その数ヶ月後には、その家に住んで、毎日、彼女と過ごしていました。

その一年後に、結婚しました。

近隣のDurangoという町の教会で、結婚式を挙げました。

四方をロッキー山脈に囲まれた、自然の恵みがいっぱいの山岳地帯で、彼女と暮らし始めました。

のどかな、コロラドの田舎。

僕はその地域が大好きで、残りの一生を、彼女とそこで暮らしてもいい...と思うほどでした。

けれども、事情により、1年半ほどで、カリフォルニア州のサンディエゴに移りました。

今現在に至るまで、20年間サンディエゴで彼女と暮らしています。

ひと言で言って、彼女を幸せにする事が僕の生き甲斐です。

この人の為なら、何でもしたい。

そう望んで、大変な事でも何でも、この人の為なら引き受けて来ました。

かつての僕。独身だった頃の僕。

ひたすら、自分ひとりの幸せを求めて、生きていた気がします。

でも、それで幸福感に満ちる事は、決してありませんでした。

その僕が今、自分の事はそっちのけで、彼女の幸せを求めています。

それで、僕自身、幸せです。

そうか。幸せの秘訣は、愛か...。

それが、わかったみたいです。

彼女は、立派な人ではありません。欠点・短所がいくつもあります。

でも、それも全部含めて、この人がかけがえのない、大切な存在です。大事に大事に思っています。

僕は、日本人としてはかなり変わっているんじゃないかと思います。

マア、アメリカに住んでいてもやっぱり、他の人達の目には変な人なのかも知れませんが...。

それで、自分に合う女性というのがなかなか見つかりませんでした。

彼女と出会っていなかったら、今でも独身で暮らしていたと思います。

その意味でも、彼女との出会いには本当に感謝しています。

彼女も、とっても変な人です。

だから、お互いに合っているのでしょう。

とっても変で、とっても素晴らしい人です。

ところで、独身だった頃の僕には、もっとお金が欲しいという気持ちは全くありませんでした。

薄給で、安アパートで貧乏生活をしていても、不満に思った事もありませんでした。

何でもいいから適当な仕事をして、最低限でも毎月の生活費が確保できている。

自由になるお金でCDを買って聴く。本を買って読む。

自由になる時間にはどこかに出かけ、金をかけずに楽しく過ごす。

ひとりで、あるいは仲間と音楽。歌い、楽器を演奏し、おしゃべり。

それが僕にとっての、ごく当たり前の生活でした。

金がないから不自由だと思った事もなかったし、最低限の出費で最大限に楽しむ名人だったんです。

それが、彼女と出会い、結婚して一緒に暮らし始めて、完全に変わりました。

今でも、自分自身の楽しみの為には大した金も要らないし、だからそれほど使いません。

その事は変わっていないのですが....。

今の僕は、

妻の為に、もっとお金が欲しい。

いつもそう思う様になりました。

その意味では欲深で貪欲だし、もっともっと欲深になりたいと思っています。

その、愛ゆえの欲深さが形ある結実となって、決して豪邸ではありませんが一軒家を妻に買ってやる事ができました。

毎年毎年、何年もさんざん苦労した末に、まずまずの給料を受け取る仕事に就く事もできました。

そして今現在、僕がチャレンジしているのは、ネットビジネスです。

知識ゼロ・経験ゼロ・実績もちろんゼロ。それでも志(こころざし)ひとつで去年、独学を始めました。

今年は新年からネット塾の生徒。

講師陣にもサポート陣にも恵まれ、大変ながらも楽しく5ヶ月間勉強し実践して来ました。

そのネット塾の主催の3名も含めて、この人なら...と僕が信頼したエキスパートの方達はみな、口を揃えて保証・確約してくれるのです。

辛抱強く続ければ、ネットビジネスは成功する。能力のある無し、資質のある無しは関係ないんだ。

どう考えても、僕がその分野の能力・資質に長けているとは思えないのですが、信頼する方達から異口同音で聴くその言葉を思い出しつつ、歩んでいます。

僕の動機はもちろん、愛です。

妻に楽をさせてやりたい。いい思いをさせてやりたい。それだけ。

単純です。だから力があります。

お金がすべてだとは思っていません。愛がすべてです。愛を原動力にして今以上の多くのお金を手にし、愛する人の喜ぶ笑顔をもっともっと見たいと思っています。

彼女に出会って結婚し、ずっと一緒に暮らして変わった事が、もうひとつあります。

以前の僕は、アメリカに住むのが夢でした。旅行者の身分で長期滞在するだけでは足らず、アメリカに定住したい、永住したいと望んでいたのです。

具体的には、先にもお話しましたコロラドの田舎の町でずっと暮らしたいと心から願っていました。

でも今僕は、この大きなアメリカより、もっと大きなものを見つけました。

妻の存在は、僕にとってはアメリカよりもはるかに大きなものです。

彼女と一緒にずっと暮らしていけるなら、その場所は問いません。

今日のメルマガの記事は、思いっきり個人的に、プライヴェートな内容で、僕の妻についてでした。

最後まで読んで下さってありがとう。

それじゃあ、又すぐに書きます。

お元気でいて下さい。さようなら。

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